Interview

化学で課題を解決する面白さと
難しさを感じる日々

K.Y.研究開発

2021年新卒入社

K.Y.研究開発Img

化学の役立ち方を肌で感じたい

学生時代の研究で化学の奥深さや面白さを感じていましたが、それが実際にどのように社会に役立っているかを明確にイメージすることはできませんでした。そこで、化学の社会的な役立ち方を肌で感じたいと思い、この仕事・業種を選びました。現在、実験室スケール(数十〜数百g)での反応を実機スケール(数百〜数千kg)で行えるプロセスを構築することが私の主な仕事です。実験室スケールでできていたことが、実機スケールになると品質面やコスト面、安全面などに課題が出てくるため、その課題をどのように解決するかを考えることが面白く、また難しいところでもあります。

テーマを実機スケールに目標に向かって

ラボでは問題なかったのに、パイロットスケールでは上手く反応が進まないという課題に最近直面しました。プロセスをいろいろと見直しましたが改善しません。更に検討を進めた結果、原料ロットの選定に原因があったことが判明し、一気に問題が解決しました。このようなブレークスルーにかかわった時には大きな達成感があります。私はまだ、自分が携わっているテーマを実機スケールまで持っていった経験がないため、実機スケールで成功することができれば、さらに大きな達成感を味わえると思います。現在はそれを目標に日々実験に励んでいます。将来は研究以外の仕事も経験してみたいですね。職場の先輩には、現在、本社で企画的な仕事をしている方もいます。今の部署で製品に対する知識を深め経験を積んだ後、プラントの設計や、本社での企画・営業にもチャレンジしたいです。

実験室でも先輩方と交流できる

私が所属している部署は、比較的年齢が近い方が多いため、すぐに馴染むことができ、困ったときにはすぐに相談できる環境があります。実験室では仕事以外の話をすることもあり、先輩方との交流を深めることができています。定時に退社できた際は、趣味の時間にあてたり自炊したりと、自分の時間を過ごしています。また、連休に有休をつなげて休みを取ることもでき、その際は旅行に行くなどリフレッシュする時間も取れています。この会社に入社して良かったと強く思います。働く会社を選ぶことは人生において大きな選択となるため、たくさん悩んで、自分にとって悔いのない選択ができることを祈っています。

ある一日の仕事の流れ

08:00

出社

08:10

実験準備・開始

10:30

書類作成などのデスクワーク

12:00

昼休憩

13:00

実験データ分析・解析

15:00

実験器具片づけ・明日の実験準備

16:45

退社